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2025.05.10 (Sat) 20:12
帰農学校vol. 9(特別回)

本日の帰農学校はLiveとオンラインで実施。
東は茨城 千葉 西は鹿児島と全国から東広島へ。
今回は『春夏野菜の混植による栽培方法』と『稲作の水稲管理と陸稲の圃場作り』を解説。
自給農を目指す上で主食の『お米』は重要ななり物であり、とくに昨今の市場状況を鑑みるにその栽培法と管理法はぜひ知っておいてほしいと願います。
昨年の秋 『新米が出れば価格は安定する』とし次に『備蓄米の放出』を打ち出し、さらに最近では『今年の新米が出回れば....』という始末。
こうなれば自身で行動するしかない。
少なくとも帰農学校の生徒や卒業生の方々は、すでに動いておられる。
食べ物を生み出すチカラこそが全ての基
これがあっての政治 経済 教育 文化 宗教 哲学 暮らしではなかろうか?
懇親会で特に盛り上がった話題でした。
そして 今回も素敵なお弁当をケータリングくださったアグリの黒田千晴先生有難うございました。
ミッキーさんのスコーン最高でした!
また次回も楽しみです。
2025.03.22 (Sat) 18:03
第6期帰農学校〜天体農法〜

本日は帰農学校の日
今回は『天体農法』と『畦塗りと代掻き』の講座を行いました。
天体農法とはかつて、ルドルフ・シュタイナーが提唱した、バイオダイナミック農法を自然科学的見知から40年にわたり、検証、実験を繰り返したマリアトウーンの実証データがベースになった農法です。
これが何故なのかは、未来に委ねるとして、自分も長年実験を繰り返していると、シュタイナーが死の前年に開催した『コーバーヴィッツ農業講座』で示した、『地球上だけで全ての生命体が完結しているのではなく、宇宙に存在する一つの惑星として、地球そのものも生命体であり、そのエネルギーは循環している』事を目の当たりにします。
農業がまだ自然に委ねられていた頃の感覚、向き合う姿勢を大切にしていきたいものです。
2025.02.23 (Sun) 15:15
手前味噌づくり教室 inAGRI

2025.02.22 (Sat) 15:12
第6期帰農学校〜冬期湛水と不耕起栽培、育苗温床づくり〜

本日帰農学校voi4
『冬期湛水と不耕起栽培』
最近の調査で縄文時代 竪穴式住居そのものが家庭菜園だったことがわかってきました。
竪穴を掘った際に出た土を、建屋の屋根部分に泥にしてから土壁のように塗り、現代の草屋根工法のように屋根部分に草を生やしていたそうです。
そして屋根に生えてくる、イヌノフグリやギシギシナズナやセリといった雑草類を野菜のように煮炊きして食していたとか....
家そのものが畑になっているとは 合理的でそれにロマンがありますよね。
そして地球が次第に寒冷期に入り食糧調達が難しくなり日本にも農耕が導入され弥生時代に移行していきます。
その時渡来人達が日本を『豊葦原の国』と名付けました。
この、『トヨアシハラのクニ』に日本文化の凄さと工業立国になり得たヒミツが隠されています。
本日は冬期湛水(冬水田んぼ)を通じて日本の秘めたるチカラの講義をさせていただきました。
実践解説は『モミガラ発酵温床』について稲作農家に、つきもののモミガラ。
これを、発酵させてその熱で夏野菜の育苗し、その後発酵分解したモミガラを圃場の土作りに使う方法を解説いたしました。
毎年大量に出るモミガラもこの方法を使えば宝の山に変わります。
自然農法は発酵のチカラあってこその農法なのです。
2025.02.15 (Sat) 15:10
手前味噌づくり教室
