お知らせ・活動報告
第7期帰農学校VOL.9(特別回)
昨日は帰農学校VOL.9の日
通常オンラインで行っておりますが、今年2回目の現地参加可能な日でした。
遠くは千葉 石川 愛知 滋賀 奈良 大阪 宮崎から遠路東広島までお越しくださり 感謝の極みです。
今回の講座は春夏野菜栽培のポイントと水稲 陸稲の
苗代管理について解説いたしました。
大型連休が終われば 春夏野菜はグングン成長し、
自然農法と言えども 其々の作物に寄り添い適切な管理をしなければ、病害中におかされたり、生育半ばで枯れることになります。
今回は年間30品目混植栽培の前半16品目について説明。
『自然農法=放任 』ではなく 一つ一つの作物との向き合う為には 先達から伝わる数多くの注意点やコツを知る事が大切です。
相性の良い作物 共生する作物の関係性 混植の配置場所それらの具体的な理由や植え方、これらにより、無農薬 無施肥料栽培が可能となるのです。
講座の後は 料理研究家 黒田千晴先生(まめなポットラック)の料理に舌鼓を打ちながらの懇親会。
同志との話は尽きる事なく 農話に盛り上がり楽しい時間を過ごすことが出来ました。
出張手前味噌作り講座
帰農学校(特別回)
手前味噌づくり教室
出張講演会
先週土曜日、広島県有機農業研究会様主催による記念講演会にて、「次世代にどのような農を伝えるか?」というテーマでお話しさせていただきました。
会場には地元広島県を中心に、他県からも有機農法に取り組む営農家の方々が集まり、世代や作目を超えた真剣な空気が流れていました。
講演では、江戸農書に記された農術や、江戸時代の人々が農業とどのように向き合っていたのかをひも解きながら、「まわし」「ならし」「合わせ」といった、技術以前に大切にされてきた精神性についてお話ししました。
効率や成果だけを追い求めるのではなく、自然と人、土と作物、そして人と人との関係性を調和させる農の在り方が、そこには確かに存在していました。
参加者の皆さんは一様にメモを取りながら熱心に耳を傾けてくださり、農業を“仕事”としてだけでなく、“生き方”として捉え直そうとする姿勢が強く伝わってきました。
1時間30分の講演終了後も熱は冷めることなく、さらに1時間30分に及ぶ質疑応答とディスカッションへ。
現場で日々作物と向き合うプロの営農家同士が、それぞれの実践や葛藤を率直に語り合う、非常に濃密な時間となりました。
短期的な正解は簡単には見えません。
しかし、こうした真摯な対話の積み重ねこそが、次世代へとつながる農の礎になるのだと強く感じました。
この場に集った一人ひとりの思考と実践の先に、日本の農業の新たな希望の芽が、確かに見えた一日でした。
