お知らせ・活動報告

2026.05.10 (Sun)  18:04

第7期帰農学校VOL.9(特別回)

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昨日は帰農学校VOL.9の日

通常オンラインで行っておりますが、今年2回目の現地参加可能な日でした。

遠くは千葉 石川 愛知 滋賀 奈良 大阪 宮崎から遠路東広島までお越しくださり 感謝の極みです。

今回の講座は春夏野菜栽培のポイントと水稲 陸稲の

苗代管理について解説いたしました。

大型連休が終われば 春夏野菜はグングン成長し、

自然農法と言えども 其々の作物に寄り添い適切な管理をしなければ、病害中におかされたり、生育半ばで枯れることになります。

今回は年間30品目混植栽培の前半16品目について説明。

『自然農法=放任 』ではなく 一つ一つの作物との向き合う為には 先達から伝わる数多くの注意点やコツを知る事が大切です。

相性の良い作物 共生する作物の関係性 混植の配置場所それらの具体的な理由や植え方、これらにより、無農薬 無施肥料栽培が可能となるのです。

講座の後は 料理研究家 黒田千晴先生(まめなポットラック)の料理に舌鼓を打ちながらの懇親会。

同志との話は尽きる事なく 農話に盛り上がり楽しい時間を過ごすことが出来ました。

2026.04.05 (Sun)  17:55

出張手前味噌作り講座

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本日は3月17日にオープンした
無添加無加調 身体に優しいお弁当 お惣菜の店
『まめなボットラック』さんで手前味噌講座を行いました。
このお店 実は広島では超有名な料理研究家
黒田千晴先生のお店。
西区中広町2丁目天満川にあるお店ですので
お近くの方は是非‼️
今回は『脳と腸』をテーマに
発酵のお話と手前味噌仕込みを行いました。
『脳と腸』の関係は『農と土壌』に匹敵するほど重要な事。
健康である事も 美しくあり続ける事も
朗らかでいる事も 幸せな人生を過ごす事も
これら全てと繋がっているのが腸内環境
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
宮沢賢治の食事が本来 最高のご馳走かもしれない。
2026.03.14 (Sat)  20:53

帰農学校(特別回)

本日の帰農学校は年に4回ある現地参加可能の日
『備える』ための自給が
いよいよ大切となる今日この頃。
今回は『育苗』
エネルギーの価格が上昇すれば
種、肥料、農薬、加温ボイラー、輸送コスト
何もかも高くなる。
よって帰農学校では
石油を使わなかった時代の
農を伝えている。
発酵熱を使った育苗
無農薬 無施肥料 不耕起栽培
まわし ならし あわせの精神
そして情報を共有し合える
帰農会という繋がり
『備蓄』から『生産』へ
『奪取』から『分配』へ
『消費』から『循環』へ
今がその変わり目の時代なのだろう
合言葉は『百笑一喜』
2026.03.07 (Sat)  18:17

手前味噌づくり教室

手前味噌づくり教室
本日は手前味噌仕込みの日
県外からも多く方が来てくださり
感謝の極みです。
今回のテーマは
『日本人と発酵』
何故2世紀半ば頃
日本人は縄文の暮らしから
稲作魚労の民になったのか?
そして発酵食品をどのように
暮らしの中に取り入れていったのか?
考古学と農学と栄養学からみた
『味噌』のお話をさせていただきました。
平安時代の中島みゆきと称される
和泉式部が和歌に歌った
二月ばかり、味噌を人がりやるとて 花に逢へばみぞつゆばかり惜しからぬ飽かで春にもかはりにしかば 
現代語訳すれば
二月ころ、味噌を譲ってほしいと使いの人をよこすというので桜の花に逢えるならば、自分の身は大事にしている味噌と同じように少しも惜しくはないなあ 満足しないで春にもかわってしまったのでしょうから。
当時味噌は高級品でお公家様でも自家製味噌を食していたことが、上の歌でも伺いしれる。
何でも買える時代にあえて、みんなで味噌を仕込む
これは究極の贅沢かもしれない。
2026.02.23 (Mon)  11:24

出張講演会

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先週土曜日、広島県有機農業研究会様主催による記念講演会にて、「次世代にどのような農を伝えるか?」というテーマでお話しさせていただきました。

会場には地元広島県を中心に、他県からも有機農法に取り組む営農家の方々が集まり、世代や作目を超えた真剣な空気が流れていました。

講演では、江戸農書に記された農術や、江戸時代の人々が農業とどのように向き合っていたのかをひも解きながら、「まわし」「ならし」「合わせ」といった、技術以前に大切にされてきた精神性についてお話ししました。

効率や成果だけを追い求めるのではなく、自然と人、土と作物、そして人と人との関係性を調和させる農の在り方が、そこには確かに存在していました。

参加者の皆さんは一様にメモを取りながら熱心に耳を傾けてくださり、農業を“仕事”としてだけでなく、“生き方”として捉え直そうとする姿勢が強く伝わってきました。

1時間30分の講演終了後も熱は冷めることなく、さらに1時間30分に及ぶ質疑応答とディスカッションへ。

現場で日々作物と向き合うプロの営農家同士が、それぞれの実践や葛藤を率直に語り合う、非常に濃密な時間となりました。

短期的な正解は簡単には見えません。

しかし、こうした真摯な対話の積み重ねこそが、次世代へとつながる農の礎になるのだと強く感じました。

この場に集った一人ひとりの思考と実践の先に、日本の農業の新たな希望の芽が、確かに見えた一日でした。

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