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本日の『江戸農書とその時代』の講演は
世界遺産 熊野古道 がある三重県熊野市
現代と江戸時代の最大の違いは、まずエネルギー消費量と廃棄するゴミの量。
東京23区で年間、約500万トンのゴミがでる。
これを処理するために都民一人当たり、年間 石油400リットル、ドラムカン20本分のエネルギーを使う。
ところが江戸時代はゴミは火事の残土や、ドブさらいのドロくらいだったとある。
大量生産 大量消費 大量廃棄の時代に
自分で育てたものを 必要な量だけ
いただく 贅沢
世間の喧騒を離れ
圃場で自然の音につつまれる 幸福
虚構の世界から現実の世界へ
ロボットからニンゲンへ
個々の意識を変えるだけで
見えてる景色に 鮮やかな色がつく
資本主義に せき立てられる 忙しい暮らし
もうええでー
本日主催いただきました本田様
有難うございました。
素敵な皆さんと充実した時間を過ごせました。
意識の高い暮らし方 ともに考えてまいりましょう。
「江戸農書とその時代」~岡山県(ポマイカイ農園)~
本日の『江戸農書とその時代』の講演は
岡山県瀬戸内市の農仲間ポマイカイ農園さん主催により日本のエーゲ海 牛窓で開催。
自然栽培 自然農法の仲間が集まる場所だけに一百姓として、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
自然農法や自然栽培には公式マニアルは存在しません。それがあると思う幻想が栽培で失敗する最大の原因です。
栽培指南書もYouTubeも、鵜呑みにせず、まずは自身でやってみる。
そして出来ないならば、何故出来ないか?
出来ても、何故出来たのか検証する。
江戸農書にもそれらは厳しく戒められています。
百姓は観察者であれ、研究者であれ、実践者であれ
です。
最後に江戸農書の秘伝中の農術
『芸り耔う』
について解説させていただきました。
主催くださりました、朋子さん、マサさん有難うございました。
そして美味しいコーヒーとワクワクする作戦会議 めちゃ楽しかったです。
また遊びにいきますね。
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本日はフルーツ王国 岡山から

いまの農業というのは全部機械でやっている。
化成肥料をふんだんに使い 農薬や除草剤を
たらふく 大地にまいている。
どこの家も全部同じように。
農とは本来そんなものではない。
土地の条件、家族構成、経済力、栽培品種 全てが違う。
だから、一軒一軒違う やり方が農の正しい姿。
それなのに、農業改良普及所とか農協は全て同じ技術を指導している。
そもそも それが間違い。農業は工業とは違う 命の根源を育てる仕事。
だから機械も化成肥料も化学農薬も無かった時代に立ち返る。そこが江戸農書。
幕末 日本式農業はヨーロッパ農業に対して
単位面積あたり、7〜8倍の生産高を誇っていた。
今こそ見直す。日本式農法。
本日は地元 岡山での講演でした。
皆様有難うございました🙇‍♂️
「江戸農書とその時代」~福岡~
江戸時代の教育は人間創造に主観がある。
一方明治以降の義務教育は価値観や思想の統制
国家のイデオロギーを刷り込まれたロボット
作りの感が否めない。
農業も江戸時代の小農精耕主義から大規模企業農業に移行し国からの助成金ありきの米作りに変わっていった。
その結果が農業従事者数は2000年 389万人から
2022年122万人に減少
平均年齢は68.4歳となった。
『農は国の根幹なり』農業を『苦農』にしてはならない。
『苦農』から『楽農』へ
そのヒントが江戸農書には詰まっている。
本日は小倉
帰農学校の生徒さんが主催してくださり
関門海峡を越えて九州へ
2時間の講演を熱心に聞いてくださり
昨日同様 充実した時間を過ごす事ができました。
高藤さん 太田さんお世話になりました。
自然農法の世界を盛り上げてまいりましょう。
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『江戸農書とその時代』
全国講演が本日 広島市内AGRIさんより
再び始まりました。
『そもそも』で歴史を眺めると現在の〇〇な事や
〇〇な事まで その根っこの部分が見えてきます。
現存する江戸時代に書かれた農書は約300種
農法 農技の秘技はもちはろん 国土保全 危機管理 金魚や犬の飼い方まで紹介した書物があります。
農薬も化成肥料も石油資材も無かった時代
人口3000万人 食料自給率100%
265年間戦乱の無い世を維持し、明治以降
日本を訪れた多くの学者達が絶賛した
江戸時代の循環社会と江戸農法
今の時代を生き抜くヒントが
ここには詰まっています。
本日お世話いただきましたAGRI様 外川様
来ていただきました全ての方に感謝申し上げます。
有難うございました🙇‍♂️
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