ブログ
2023.09.19 (Tue) 17:38
「江戸農書とその時代」~埼玉県~
本日は埼玉県にて
江戸時代から明治にかけて来日した多くの欧米人たちは、一様に日本の都市や農村の美しさ、清潔さに眼を見張った。
当時の欧米都市が汚物と悪臭に満ち、常に伝染病の脅威にさらされていたからである。
日本の都市や農村が清潔なのは、欧米では捨て去られていたあらゆる廃棄物が「神秘的な方法」で処分、利用されているためで、とくに最大の廃棄物である人屎尿《じんしにょう》が貴重な肥料として農村に還元されているからである、と。
そして「すべての家の屑は奇麗にどこかへ持っていってしまうのでどこにも見えぬ」といい、「畑に肥料を運ぶ木製のバケツは真白でわが国の牛乳カンみたいに清潔だ」と述べている。
農村から都市へ、食料として搬出されていた土の養分は、さまざまな形で都市から農村に戻され農業生産力を支えていた。
一七世紀末の農書『百姓伝記』は、「繁昌の地近き所の不浄を取て、田畑を作り、万作毛を耕作する村里は、五穀、前栽、思うままに作り得る」と、都市廃棄物の得やすい農村の利点を強調している。都市の繁栄は農村の発展に結びつき、それがまた都市の生活を充実させた。
本日は埼玉県さいたま市見沼区
特定非営利活動法人見沼の里様主催により
『江戸農書とその時代』の講演を行いました。
お世話をいただきました三宅様
有難うございました。
関東の自然農法家 米農家さん多くの方に
お会い出来て刺激的な1日でした。
皆さん有難うございました。
2023.09.18 (Mon) 17:37
「江戸農書とその時代」~広島県④~
農業全書にある
耕作種芸の事ハ 直に天道の福を専ら祈る事にあり
これらの行為は単に未来の実りを前倒しで
収奪してきたに過ぎない。
現にアメリカでは麦1トンを収穫すれば
圃場の土が2トン消えるという危機に直面し
現在50パーセントの農地は不耕起栽培となった
自分が自然農法に出会い30年近く
今 全国を回っている中で 自然農法や自然栽培を実践する仲間がこんな増えた事に感動と感謝しかありません。
まだまだこの国は立ち直れると
勇気をいただけます。
未来の収奪をただちに辞め
『万事天然にまかせ 時節を心長に待つ』
本日は広島県世羅町にある
『宇宙サロン世羅』さんにおいて
青原英彦さん主催にて
『江戸農書とその時代』の講演を行いました。
知った顔もチラホラとあり
若いママも沢山来ていただき
感謝です。
子供達のミライ一緒に造ってまいりましょう。
主催くださいました青原様
会場を用意くださいました宇宙サロン様
有難うございました。
2023.09.17 (Sun) 17:36
「江戸農書とその時代」~広島県③~
2023.09.16 (Sat) 17:34
「江戸農書とその時代」~広島県②~
明治以降の日本は、い西洋先進国に追いつく事を目標に、政治、経済、文化を運営してきた。
しかし戦後の目覚ましい経済発展により、今や目標とする国は無くなった。
ならば西洋文明に翻弄されず、独自の循環社会を構築し265年間 外征も内戦も無かった江戸時代に学ぶべきだと考える。
本日の講演は地元広島にて
帰農学校の生徒さんが主催してくださりました。
帰農学校 自然農塾の生徒さんも多くきてくださり
大変懐かしく 楽しい時間を過ごす事ができました。
主催してくださいました 中西さん 坂本さん 石橋さん有難うございました。
2023.09.14 (Thu) 16:49
「江戸農書とその時代」~三重県~
本日の『江戸農書とその時代』の講演は
世界遺産 熊野古道 がある三重県熊野市
現代と江戸時代の最大の違いは、まずエネルギー消費量と廃棄するゴミの量。
ところが江戸時代はゴミは火事の残土や、ドブさらいのドロくらいだったとある。
大量生産 大量消費 大量廃棄の時代に
自分で育てたものを 必要な量だけ
いただく 贅沢
世間の喧騒を離れ
圃場で自然の音につつまれる 幸福
虚構の世界から現実の世界へ
ロボットからニンゲンへ
個々の意識を変えるだけで
見えてる景色に 鮮やかな色がつく
資本主義に せき立てられる 忙しい暮らし
もうええでー
本日主催いただきました本田様
有難うございました。
素敵な皆さんと充実した時間を過ごせました。
意識の高い暮らし方 ともに考えてまいりましょう。