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令和の現在日本全国の里山は
鳥獣被害がひどい
これは戦後の無計画な針葉樹の植林
里山の造成 そしてなにより日本人が
山や里に関心がうすれた事に帰依している。
江戸農書には森林資源に纏わる書籍も多い
岩手の『山林雑記』山口の『弍拾番山御書付』などがその代表。森林資源に係る方は垂涎の書となるであろう。
羽後の『羽陽秋北水土録』には
恭シク 以 レバ金玉ヲ以テ宝ト為シ、 水土ヲ以テ宝ト為ス。 水土ハ天地ノ恵徳ナリ。 是レ則チ人間活命ノ本ナリ。謂ク天ハ高ク地ハ低ク人ハ中ナリ。 天ハ充ルヲ欠ク地ハ変有リ、人情ハ天地二応ズルナリ。過不及ハ偏ナリ。天地人ハ一道二屋 ラズ、其ノ道二順ゼザル時ハ、則チ民其ノ政ヲ愛セズ。
とある。
現代語訳すると
つらつら考えてみれば、世間では金や玉を宝物とし、また、水土も大事な宝としている。
水土は天地の恵みである。これは人間が生きていく とき、大本ともなるものである。
天は高く、地は低く、人間はそのまん中にいる。天は満ちたり欠けたりすることがあり、地も年月を経れば変化する。人間の心は天地の変化に応じていくものである。
すぎたることや及ばざることは、片寄りから生じるものである。天も地も人も道がふさがれ、道に従えなくなったとき、人々はその政治を信じなくなる。
とある
岸田首相支 持率34.1%の民意をしっかり受け止め少しは古の学びをふりかえり誠政の摂理を学んでいただきたい。
本日の『江戸農書とその時代』の講演は
徳島県三好市の『美容室和咲美』様 主催の
開催となりました。
代表の上西雅人氏と奥様はは美容室でありながら身体によろしくない毛染めやパーマをしないという拘りがあり、素晴らしくカッコいい価値観をお持ちのご夫婦でした。
大変お世話になりました。
感謝申し上げます🙇‍♂️